常陸古渡藩

常陸古渡藩(ひたちふっとはん)は、江戸時代初期に常陸国河内郡古渡(現在の茨城県稲敷市古渡)に存在した

藩史

関ヶ原の戦いの功により近江山岡景友が初代藩主として封じられたが、慶長8年(1603年)に無嗣改易となった。

同年、関ヶ原で西軍に与し東軍の前田利長と戦い、戦後改易されていた丹羽長重が古都藩に入封し大名として復帰した。その後、大坂の陣で武功を挙げ、御伽衆に抜擢された後、元和5年(1619年)、江戸崎藩に加増移封となり、常陸古渡藩は廃藩となった。

歴代藩主

山岡家

外様。1万石。

  1. 山岡景友

丹羽家

外様。1万石。

  1. 丹羽長重
大政奉還から廃藩置県までの間に存在した
慶応3年(1867年)旧暦10月 - 明治4年(1871年)旧暦7月
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関連項目
藩庁の置かれた地域を基準に分類しているが、他の地方に移転している藩もある。順番は『三百藩戊辰戦争事典』による。
明治期の変更: ★=新設、●=廃止、○=移転・改称、▲=任知藩事前に本藩に併合。()内は移転・改称・併合後の藩名。()のないものは県に編入。