陸繋島

函館山北海道
青島(宮崎県)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
モンテ・アルジェンターリオイタリア
ラングラード島(フランス)

陸繋島(りくけいとう、英語: land-tied island)とは、陸繋砂州の形成によって主陸地と陸続きと化した[注 1]、島のことである[1]

海岸近くに島があると島の本土側では沖からのが島を回り込んで衝突しあって弱まり、結果として波の静かな海域ができる。この海域は沿岸流や周辺の河川などから運ばれてきたが堆積しやすく、やがて海岸と島を結ぶ砂州が成長し陸続きとなる。この砂州のことは陸繋砂州(りくけいさす)あるいはトンボロ(tombolo)という。

主な陸繋島

日本

日本国外

道路の改良工事により「タイダル・アイランド」の状態に戻す計画が進行中。
スペインと接するイギリスの海外領土

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、陸繋島に関連するカテゴリがあります。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 桜島など火山活動によって主陸地と陸続きと化したものは含まれない
  2. ^ 陸繋砂州上にある市街地としては日本国内最大規模。
  3. ^ 2本の砂州でつながった複式陸繋島。潟湖八郎潟
  4. ^ 本州最南端に位置。陸繋砂州上に市街地が形成されている。
  5. ^ エンジェルロードが有名。前島-中余島-大余島と続く二重の陸繋島。
  6. ^ 甑島列島上甑島とつながっており、陸繋砂州上に里集落が形成されている。

出典

参考文献

外部リンク

  • 日本の典型地形 トンボロ及び陸繋島 - 国土地理院
  • 『陸繋島』 - コトバンク
地球上の地形
山岳・平原地形
河川・河成地形
氷河・雪氷地形
海岸地形
海底地形
火山地形
風成地形
植生地形
人工地形
関連項目
  • 地理的特徴(英語版)
単位
地殻 > 基盤岩
岩石 > 砕屑物 >
シルト粘土
カテゴリ Category:地形