エンカルタ

エンカルタEncarta)は、マイクロソフト1993年から2009年まで製作・販売していた電子百科事典日本では、1997年に「マイクロソフト エンカルタ 97」として発売したのが最初で[1]、以後毎年改訂版を発売していた。形態にはソフトウェア版と、オンライン版の二種類がある。ソフトウェア版は「マイクロソフトエンカルタ総合大百科」で、そしてオンライン版は「MSNエンカルタ百科事典」という商標。2006年度版より、個別企業名が項目から外された。

2009年3月31日、マイクロソフトは同製品に関連する全ての商品の打ち切りを発表した[2]。6月でソフトウェア版の販売を終了し、10月31日に各国版での「MSNエンカルタ」のサービスを終了する。なお、日本のみ12月31日の終了となっており、いずれもテクニカルサポートは3年間継続されるとしていた[3]が、日本でのエンカルタ総合大百科2009のサポート終了日は2012年1月10日[4]

ソフトウェア版

Microsoft エンカルタ 総合大百科
開発元 マイクロソフト
対応OS Windows
種別 電子百科事典
公式サイト エンカルタ サポート ページ
テンプレートを表示

Microsoft エンカルタ 総合大百科は、CD-ROMまたはDVD-ROMで提供していたエンカルタ百科事典のソフトウェア版。

コンピューターの特性を生かし、画像音声・映像(動画)を組み合わせ、World Wide Webと同様の操作感覚で閲覧・検索できるのを特徴とする。

進研ゼミ会員用に配布された「Microsoft エンカルタ 総合大百科 進研ゼミ特別版」が存在し、通常版と比べて収録項目数や機能が限定されている。

オンライン版

MSNエンカルタ百科事典
URL
日本語版トップ
jp.encarta.msn.com アーカイブ版 (2009年1月23日付)
タイプ オンライン百科事典
分野 限定なし
閲覧 有料
運営元 マイクロソフト
営利性 あり
現状 閉鎖

MSNエンカルタ百科事典は、同社のオンラインサービスであるMSNを通じて提供していたエンカルタ百科事典のオンライン版。

出典

  1. ^ “マイクロソフト、CD-ROM版百科事典、辞書などを今春発売”. PC Watch (1997年1月20日). 2012年8月21日閲覧。
  2. ^ マイクロソフト、百科事典「Encarta」の打ち切りを発表 Cnet Japan 2009年03月31日
  3. ^ Microsoft、オンライン百科事典「MSN Encarta」終了 ITmedia News 2009年3月31日
  4. ^ マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル 2012年

関連項目

外部リンク

人物
創業者
取締役会
上級幹部チーム
コーポレート
バイスプレジデント
ソフトウェア
クライアント
サーバー
開発言語
技術
オンラインサービス
ウェブサイト
Play Anywhere
  • Games for Windows – LIVE(英語版)
  • Xbox Live (Arcade
  • Marketplace(英語版))
  • Zune Social(英語版)
ゲーム
ハードウェア
教育と認識
ライセンス
会議
  • Build(英語版)
  • Ignite
  • Inspire(英語版)
  • MIX (Microsoft)(英語版)
  • PDC(英語版)
  • WinHEC(英語版)
批判
  • Windows(英語版)
  • Windows Vista(英語版)
  • Windows XP(英語版)
  • Windows 2000(英語版)
  • Windows Meに対する批判(英語版)
  • Windows 9xに対する批判(英語版)
  • Office(英語版)
  • Xbox 360
  • Internet Explorer(英語版)
  • 返金運動(英語版)
訴訟
  • アルカテル・ルーセント(英語版)
  • 欧州連合
  • アメリカ合衆国(英語版)
  • Lindows(英語版)
  • アップルコンピュータ(英語版)
  • Mikerowesoft(英語版)
買収企業
ゲーム
キャラクター
関連人物
部門
  • カテゴリ カテゴリ
  • コモンズ コモンズ
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • VIAF
国立図書館
  • ドイツ