回転速度

曖昧さ回避 回転数」はこの項目へ転送されています。数学における回転数については「回転数 (数学)」を、酵素や触媒の回転数については「ターンオーバー数」をご覧ください。
回転速度
rotational speed
かご形三相誘導電動機
量記号 n
次元 T −1
SI単位 毎秒([s−1])
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古典力学
F = d d t ( m v ) {\displaystyle {\boldsymbol {F}}={\frac {\mathrm {d} }{\mathrm {d} t}}(m{\boldsymbol {v}})}
運動の第2法則
歴史(英語版)
分野

静力学  · 動力学 / 物理学における動力学  · 運動学  · 応用力学  · 天体力学  · 連続体力学  · 統計力学

定式化
基本概念

空間 · 時間 · 速度 · 速さ · 質量 · 加速度 · 重力 · 力 · 力積 · トルク / モーメント / 偶力 · 運動量 · 角運動量 · 慣性 · 慣性モーメント · 基準系 · エネルギー · 運動エネルギー · 位置エネルギー · 仕事 · 仮想仕事 · ダランベールの原理

主要項目

剛体 · 運動 · ニュートン力学 · 万有引力 · 運動方程式 · 慣性系 · 非慣性系 · 回転座標系 · 慣性力 · 平面粒子運動力学 · 変位 · 相対速度 · 摩擦 · 単振動 · 調和振動子 · 短周期振動 · 減衰 · 減衰比 · 自転 · 回転 · 円運動 · 非等速円運動 · 向心力 · 遠心力 · 遠心力 (回転座標系) · 反応遠心力 · コリオリの力 · 振り子 · 回転速度 · 角加速度 · 角速度 · 角周波数 · 偏位角度

科学者

ニュートン · ケプラー · ホロックス · オイラー · ダランベール · クレロー · ラグランジュ · ラプラス · ハミルトン · ポアソン

回転速度(かいてんそくど、: rotational speed)は、回転数(かいてんすう、rotational frequency)ともいい、単位時間当たりに物体回転する速さ(回数)のことである。

量および計量単位の位置づけ

回転速度は組立単位の一つであるが、国際単位系(SI)と計量法とでは位置づけが異なる。

国際単位系

回転速度とその計量単位は、国際単位系国際文書では例示も含めて、言及されていないが、その組立単位の考え方から、計量単位は、毎秒(s−1)である。SI併用単位を使った、毎分、毎時も非SI単位であるが用いることができる。

計量法

計量法では、「回転速度」は72個の物象の状態の量の一つとなっている。そして、その計量単位は、毎秒(s−1)、毎分(min−1)、毎時(h−1)(以上は計量法別表第1)、回毎分、回毎時(以上は計量法別表第3)が定められている。ただしこれらの5つの単位にはSI接頭語を付することができない(SI接頭語#法定計量単位のうちSI接頭語を付けることができない単位)。

回転速度の次の2つの単位については2種類の単位記号が計量法で規定されている(計量単位規則 別表第二)。

  • 回毎分:r/min 又はrpm
  • 回毎時:r/h 又は rph

角速度との関係

回転速度に ラジアンをかけると、角速度の大きさになる。回転速度を n [s−1]、角速度の大きさを ω [rad/s] とすれば、回転速度と角速度の関係は以下のように表すことができる。

ω = 2 π n {\displaystyle \omega =2\pi n}

例えば、物体が 1 秒間に 360° の割合で回転するならば、その回転速度は 1 s−1 つまり 60 rpm であり、角速度の大きさは rad/s となる。

その他

  • 回転速度は一見、周波数振動数)に似ており単位の次元も同じであるが、別の量である。

関連項目

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