古屯駅
ポベージノ 古屯駅 | |
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ポベージノ駅 | |
Победино | |
所在地 | ロシア 極東連邦管区サハリン州 北緯49度50分07秒 東経142度49分00秒 / 北緯49.83528度 東経142.81667度 / 49.83528; 142.81667 (ポベージノ 古屯駅) |
駅番号 | 99690 |
所属事業者 | ロシア鉄道 極東鉄道支社サハリン地域部 |
駅名変遷 | 1944年-1946年 : 古屯駅 |
開業年月日 | 1943年 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | コルサコフ - ノグリキ線 |
キロ程 | 412.9 km(コルサコフ港起点) |
所属路線 | ポベージノ - ペルヴォマイスコエ線(廃止) |
キロ程 | 0 km(ポベージノ起点) |
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古屯駅(ことんえき)は、かつて樺太敷香郡敷香町に存在した鉄道省樺太東線の駅である。
北緯50度線(当時の日ソ国境線)の南17kmに位置し、かつて日本最北端の駅であった。
歴史
- 1943年:樺太セメント工業石灰山軌道が開業。西山駅とともに開業。
- 1944年8月15日:国有鉄道の気屯駅 - 当駅間(10.6km)延伸開業。
- 1945年:8月11日からソ連軍が侵攻し、15日にかけて駅周辺で日ソ両軍で激戦が繰り広げられる。その後ソ連軍は南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線が接収される。
- 1946年2月1日:日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
- 1946年4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語名「ポベージノ サハリンスコエ」。
- 2016年:ポベージノ - ペルヴォマイスコエ線が廃止。
駅名の由来
当駅の所在する地名からであり、地名はニブフ語の「コトン」(「街」の意味)による[1]。
運行状況
駅周辺
- 幌見峠
隣の駅
- ポベージノーペルヴォマイスコエ線(廃止)
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- 古屯駅 - 雁門駅
脚注
[脚注の使い方]
- ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.438
関連項目
樺太東線(日本の鉄道路線としては廃線) | |
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大泊港 - 栄町 - 大泊 - 楠渓町 - 一ノ沢 - *二ノ沢 - 三ノ沢 - *南貝塚 - 貝塚 - 新場 - 中里 - 豊南 - *清川 - 大沢 - 豊原 - 北豊原 - 豊北 - 南小沼 - 小沼 - 富岡 - 深雪 - 大谷 - 小谷 - 落合 - 新栄浜 - 白鳥湖 - 相浜 - 富浜 - 白浜 - 小田寒 - 真苫 - 保呂 - *北辺計礼 - 白浦 - 真縫 - (三浦峠信号場) - 近幌 - (蛯毛信号場) - 白石沢 - *帆寄 - 馬群潭 - (帆矢向信号場) - (南沢信号場) - 元泊 - 樫保 - *樫保温泉 - 北樫保 - 幌内保 - 東礼文 - 遠古丹 - 知取 - 柵丹 - 大鵜取 - 茂受 - 新問 - 泊岸 - 内路 - 床佐 - 敷香 - 中敷香 - 江須 - 上敷香 - 大木 - 初問 - 保恵 - 千輪 - 亜屯 - 気屯 - 古屯 |
樺太セメント工業石灰山軌道(日本の鉄道路線としては廃線) | |
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