マーシャル・フォーク

マーシャル・フォーク
Marshall Faulk
基本情報
ポジション ランニングバック
生年月日 (1973-02-26) 1973年2月26日(51歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ニューオーリンズ
身長: 5' 10" =約177.8cm
体重: 211 lb =約95.7kg
経歴
大学 サンディエゴ州立大学
NFLドラフト 1994年 / 1巡目全体2位
初出場年 1994年
初出場チーム インディアナポリス・コルツ
所属歴
1994-1998 インディアナポリス・コルツ
1999-2006 セントルイス・ラムズ
受賞歴・記録
  • プロボウル選出7回:(1994年、1995年、1998年-2002年)
  • オールプロファーストチーム3回:(1999年-2001年)
  • オールプロセカンドチーム3回:(1994年、1995年、1998年)
  • スーパーボウル優勝1回:第34回
  • シーズンMVP:2000年
  • NFL最優秀攻撃選手(1999年-2001年)
  • バート・ベル賞(2001年)
  • NFL最優秀新人攻撃選手(1994年)
  • プロボウルMVP(1994年)
  • STLF リング・オブ・フェイム
  • IND リング・オブ・オナー
  • セントルイス・ラムズ永久欠番 #28
  • オールアメリカンファーストチーム(1991年-1993年)
  • プロフットボール殿堂(2011年)
  • マッデン03カバーアスリート
NFL 通算成績
ラン獲得ヤード 12,279
平均獲得ヤード 4.3ヤード
TDラン 136回
レシーブ回数 767回
レシーブ獲得ヤード 6,875ヤード
TDレシーブ 36回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR
NFL殿堂入り

マーシャル・ウィリアム・フォーク(Marshall William Faulk1973年2月26日-)は、ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のアメリカンフットボール選手。NFLインディアナポリス・コルツセントルイス・ラムズで、13シーズンプレーした。1999年には、シーズンMVPに選ばれる活躍を見せて、その年の第34回スーパーボウル優勝に貢献した。

サンディエゴ州立大学で活躍し、1994年インディアナポリス・コルツからドラフトの全体2位で指名された[1]。同年7月25日、7年1720万ドル及び510万ドルのサインボーナスで契約を結んだ。1年目に1282ヤードを走り11タッチダウンラン、1タッチダウンレシーブをあげてプロボウルに選ばれた。彼はこの年の最優秀攻撃新人選手、プロボウルMVPに選ばれた。新人がプロボウルのMVPに選ばれたのは彼が初めてであった。

2年目の1995年、1078ヤードを走り、ランレシーブで合計14タッチダウンをあげた。この年コルツは9勝7敗でプレーオフに進出した。AFCチャンピオンシップゲームピッツバーグ・スティーラーズに敗れてスーパーボウル出場はならなかった。この試合でフォークは足首の負傷で欠場した。

1996年、シーズン序盤に足首を負傷、わずか587ヤードしか走れず平均獲得ヤードは3ヤードであった。怪我から復帰した1997年1998年はともに1000ヤードラッシャーとなり、1998年は自己ベストの1319ヤードを走った。またこの年チームにはペイトン・マニングが加入、86レシーブで906ヤードを獲得するなど、スクリメージラインからの獲得ヤードはMVPを獲得したデンバー・ブロンコステレル・デービスを上回った。

オフシーズンにホールドアウトを行った。コルツの球団社長のビル・ポリアンは若いチームのケミストリーにダメージを与えると判断し、フォークの放出に動いた。1999年のシーズンが始まる前にセントルイス・ラムズにドラフト2巡、5巡指名権とのトレードで移籍した[1]。移籍1年目に「芝の上で行われる最高のショー」("The Greatest Show on Turf")と呼ばれることになるラムズの攻撃陣の中核として活躍し、第34回スーパーボウル優勝の原動力となった[1]。この年オールパーパスヤードで2429ヤードを獲得、1997年にバリー・サンダースが作ったNFL記録2358ヤードを更新した(この記録は2009年にクリス・ジョンソンが更新した。)。

NFLの年間最優秀オフェンス選手に1999年から2001年まで3年連続で選ばれている。1999年にランで1,381ヤード、レシーブで1,048ヤードを獲得、合計2,429ヤードと、1試合あたり、平均約151.8ヤードを獲得、スクリメージから獲得したヤードのNFLシーズン記録を残している。この年、チーム獲得ヤードの半分以上をフォークが稼いだ。2000年にシーズンMVPを獲得し[1]、2001年には同年のMVPを獲得した同じチームのQBカート・ワーナーに次ぐ得票数を得ている。チームは第36回スーパーボウルにも出場したが、ニューイングランド・ペイトリオッツに敗れた[1]

2002年以降は怪我の影響などで本来の力が出せず、2005年にはスティーブン・ジャクソンの成長から控えとしてプレーする事を決断。2006年は膝の傷も悪化し1年を通してフィールドを離れた。そして2007年3月26日、NFLオーナー会議の場にて引退を決断した。ラン、レシーブ合計で19,154ヤードを獲得、レシーブでの6,875ヤードは、当時の歴代ランニングバック記録となった[1]

2011年プロフットボール殿堂入りした[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f “Injuries force running back Faulk to retire”. ESPN (2007年3月27日). 2013年1月7日閲覧。
  2. ^ “感極まる!タフガイたちの男泣き”. NFL JAPAN (2012年3月21日). 2013年1月7日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、マーシャル・フォークに関連するカテゴリがあります。
  • 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • 今年の殿堂入りフォーク氏は、リーグ史上に残るRBか
 
業績
AP通信NFL最優秀選手賞
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
インディアナポリス・コルツ Ring of Honor

1996: ロバート・アーセイ · 1998: ビル・ブルックス · 2000: テッド・マーチブローダ · 2001: クリス・ヒントン · 2005: ジム・ハーボー · 2007: 12番目の選手(2016年に除外) · 2010: トニー・ダンジー · 2011: マービン・ハリソン · 2012: エジャリン・ジェームス · 2013: エリック・ディッカーソン · 2013: マーシャル・フォーク · 2015: ジェフ・サタデー · 2017: ビル・ポリアン · 2017: ペイトン・マニング · 2018: レジー・ウェイン · 2019: ドワイト・フリーニー · 2021: ロバート・マシス · 2022: タリク・グレン

AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(3回)
AP通信 1999 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
ディフェンシブエンド
  • ケビン・カーター(英語版)(ラムズ)
  • ジェヴォン・カース(英語版)(タイタンズ)
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
  • ケビン・ハーディ(英語版)(ジャガーズ)OLB
コーナーバック
セイフティ
プレースキッカー
パンター
  • トム・テュパ(英語版)(バイキングス)
キックリターナー
  • グリン・ミルバーン(英語版)ベアーズ




AP通信 2000 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
ディフェンシブエンド
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
  • ジェレマイア・トロッター(英語版)イーグルス)ILB
コーナーバック
  • サム・マディソン(英語版)(ドルフィンズ)
  • サマリ・ロール(英語版)(タイタンズ)
セイフティ
プレースキッカー
  • マット・ストーバー(英語版)(レイブンズ)
パンター
キックリターナー
  • デリック・メイソン(英語版)(タイタンズ)




AP通信 2001 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
  • トニー・ゴンザレス(チーフス)
オフェンシブラインマン
ディフェンシブエンド
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
  • レイ・ルイス(レイブンズ)ILB
  • ジェイソン・ギルドン(英語版)(スティーラーズ)OLB
コーナーバック
セイフティ
  • ブライアン・ドーキンス(英語版)イーグルス
  • マイク・ブラウン(英語版)(ベアーズ)
プレースキッカー
パンター
キックリターナー
  • スティーブ・スミス(英語版)(パンサーズ)




  1. ダン・ウィルキンソン
  2. マーシャル・フォーク
  3. ヒース・シューラー
  4. ウィリー・マクギネスト
  5. トレブ・アルバーツ
  6. トレント・ディルファー
  7. ブライアント・ヤング
  8. サム・アダムス
  9. アントニオ・ランガム
  10. ジャミール・ミラー
  11. ジョン・ティエリー
  12. アーロン・グレン
  13. ジョー・ジョンソン
  14. バーナード・ウィリアムズ
  15. ウェイン・ガンディ
  16. アーロン・テイラー
  17. チャールズ・ジョンソン
  18. ドゥウェイン・ワシントン
  19. トッド・ステューシー
  20. ティム・ボーエンス
  21. ジョニー・モートン
  22. ロブ・フレデリクソン
  23. シャンテ・カーバー
  24. トーマス・ルイス
  25. グレッグ・ヒル
  26. ヘンリー・フォード
  27. ジェフ・バリス
  28. ウィリアム・フロイド
  29. デリック・アレキサンダー
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
  • 1950
  • 1951
  • 1952
  • 1953
  • 1954
  • 1955
  • 1956
  • 1957
  • 1958
  • 1959
  • 1960
  • 1961
  • 1962
  • 1963
  • 1964
  • 1965
  • 1966
  • 1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
  • 2007
  • 2008
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  • 2023
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