伊勢甚ジャスコ

伊勢甚ジャスコ株式会社(いせじんジャスコ)は、茨城県および栃木県で同名のスーパーマーケットを運営していたジャスコグループ(後のイオングループ)の地域事業会社。

概要

伊勢甚グループ時代の1963年にスーパーマーケットのジンマート下市店(水戸市)を開店したことが始まりである。後にスーパーマーケット事業は会社分割により子会社化された。

1977年に株式会社伊勢甚本社がグループの百貨店事業(株式会社伊勢甚百貨店、株式会社日立伊勢甚)およびスーパーマーケット事業(株式会社ジンマート)をジャスコ株式会社に合併される形で事業譲渡。そのうえで、スーパーマーケット事業を伊勢甚チェーンとして会社分割したことを始まりとする。この時点よりジャスコグループ(後のイオングループ)の傘下で、伊勢甚グループとは資本関係が解消している[注釈 1]

1987年8月21日、商号を伊勢甚ジャスコ株式会社へ改称。屋号についても商号と共に変遷した。

1994年に大型店をジャスコ株式会社(茨城事業部)、小型店を茨城ウエルマート株式会社(1985年12月に設立され、後に事業をジャスコへ譲渡)へ事業譲渡した。

沿革

  • 1963年9月22日 - 株式会社伊勢甚本社のスーパーマーケットとしてジンマート下市店(水戸市)が開店。後に子会社(株式会社ジンマート)を設立し、伊勢甚グループのスーパーマーケット事業の運営会社とする。
  • 1977年8月21日 - 伊勢甚グループの小売事業会社(株式会社伊勢甚百貨店、株式会社日立伊勢甚、株式会社ジンマート)がジャスコ株式会社と合併し、伊勢甚グループからジャスコへ事業譲渡。同地域のスーパーマーケット事業運営会社として伊勢甚チェーン、デパート事業運営会社として株式会社伊勢甚(2代目、後のボンベルタ伊勢甚)が設立され、屋号を「伊勢甚チェーン」とする。
  • 1987年8月21日 - 商号を伊勢甚ジャスコ株式会社へ改称。屋号を「ジャスコ(伊勢甚ジャスコ)」とする。
  • 1994年8月21日 - 大型店をジャスコ株式会社、小型店を茨城ウエルマート株式会社へ事業譲渡し、伊勢甚ジャスコとしての営業を終了する。

店舗

伊勢甚グループ時代のスーパーマーケットは「ジンマート」であったが、ジャスコグループになってからは商号と同じ「伊勢甚チェーン」、後に「伊勢甚ジャスコ」を屋号とした。

なお、ウエルマート茨城に引き継がれた店舗はマックスバリュ堀町店(2016年2月閉店)をもって消滅している。

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ ただし、店舗の土地建物は伊勢甚グループの所有するものがあり、賃借関係はあった。

出典

イオングループ
純粋持株会社(統括会社)

イオン株式会社

中間持株会社
GMSHCSuC
SM・SSM
DS
都市型SM・コンビニ・小型店
ドラッグストア
ハピコム構成メンバー社)
金融
SC・ファッションビル
飲食業
  • おひつごはん四六時中 - おひつごはん海の穂まれ - 和ダイニング四六時中 - 天ぷら和食処四六時中 - グルメドール - カフェ・ド・ペラゴロ - みちのレストラン四六時中 - こかげ亭
  • 和食 どんと - とんかつ専門店咲々亭 - 和食 かご花 - 焼肉・丼・麺 どんじゃか - 神辺天然温泉ぐらんの湯お食事処 - ピザ&パスタ 珈琲伝説 - 焼肉じゃんじゃか - 炎蔵 - 焼肉EX!じゃんじゃか - 讃岐うどん めんた - 石焼ビビンバ、韓国冷麺ミョンドンヤ - グレープ、アイス アニー - 麺、丼 つるつる - あんかけチャーハン れんげ - らーめん 一鳥 - 麺屋 八兵衛
  • ディッパーダン
  • れんげ食堂Toshu - 中華東秀 - CASUAL CHINESE TOSHU
    • オリジン東秀
映画館シネマコンプレックス
スポーツクラブ
旅行会社
その他サービス業
専門店
デジタル事業・機能会社
グループ入りした企業
消滅ブランド
過去の店舗
関連項目
関連人物
備考

○ - 持分法適用関連会社
☆ - 友好提携会社
イオングループの主な企業ブランドを掲載。運営企業とブランドの名称が異なる場合は「ブランド名(企業名)」というように記した。
イオン株式会社の持分法適用関連会社である株式会社やまやの完全子会社、友好提携会社であるツルハホールディングスの子会社についても列挙した。
△のレデイ薬局はツルハホールディングス(所有株式51%)のほか、イオン株式会社の子会社であるフジも出資(所有株式49%)。
グループ企業については、出資率にかかわらずグループ事業・主要企業紹介(2016年2月29日現在)を元に記載している。

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