福井新聞

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福井新聞


福井新聞社本社
種類 日刊紙
サイズ ブランケット版

事業者 福井新聞社
本社 福井県福井市大和田二丁目801番地
代表者 代表取締役社長 吉田真士
創刊 1899年明治32年)8月28日
言語 日本語
価格 1部 130円
月極 3,100円
発行数 172,101部(2022年1~6月平均、日本ABC協会調べ[1]
ウェブサイト https://www.fukuishimbun.co.jp/
株式会社 福井新聞社
本社所在地 日本の旗 日本
〒910-8552
福井県福井市大和田二丁目801番地
事業内容 日刊新聞・書籍の発行
設立 1899年2月11日
業種 情報・通信業
資本金 3億円(2021年3月31日時点
売上高 71億4226万円(2021年3月期)
従業員数 208人(2022年4月時点)
決算期 3月
主要子会社 福井新聞PRセンター
福井新聞販売センター
外部リンク https://www.fukuishimbun.co.jp/list/corporate
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福井新聞(ふくいしんぶん)は、福井県で発行している県域新聞株式会社福井新聞社が発行する朝刊専売紙である。

発行部数は17万5256部(2020年10月時点[1])で、福井県内での普及率は約63%[2]

沿革

支社・支局

現在の支社・支局

過去の支社・支局

関連企業

  • 福井新聞折りこみセンター
  • 福井新聞PRセンター
  • 福井新聞販売センター
  • 福井新聞印刷センター
  • fuプロダクション - タブロイド紙『月刊fu』の発行、福井商工会議所が発行・運営(西日本旅客鉄道〈JR西日本〉福井営業支店が協力)する『福井旅の体験手帖 ふくのね』[20]の編集業務

紙面割

題字には、横棒が一本多い「新」の本字「新」の本字「𣂺」 / 𣂺)を使用している。

地域面

2021年4月より、地域面の題字を各地域在住の小中学生が揮毫している。そのため、福井市は「ふくい市」、嶺北は「れい北」などと学年によって表記ゆれが出ている。

コラム・社説

1面コラムは「越山若水」、社説は「論説」となっている。

番組表

2020年10月1日付より嶺北・嶺南で分けていたテレビ面を統一した。なお、2021年4月13日発行分より、これまで別刷りとなっていた「第2テレビ欄」が廃止され最終面と中面での掲載となっている。

最終面

中面

日曜日にはNHK-FMFM福井の週間番組表も掲載される(FMの週間番組表が掲載されているのは北陸地方では福井新聞のみ)。

テレビ(地上波・BS)
ラジオ
その他(ケーブルテレビCS放送

定期刊行物など

現在
  • 月刊fu - 毎月第4火曜日に発行のタブロイド紙で新聞購読者に折込で配布される。また、県内主要書店でも発売している。
過去
  • おとな日 - 毎月第2・第4土曜日に発行。
  • 福悠人 - 奇数月の第3火曜日に福井県すこやか長寿財団の機関紙として発行。
  • 週刊も・ぎ・た・てBanana - 毎週木曜日に発行(フルカラー8ページ)。福井市坂井市あわら市吉田郡越前市越前町の本紙に折り込まれたほか、福井市中心部では未購読世帯にポスティングもされた。

電子版

2011年10月4日に、有料サービス「福井新聞電子版」の運用を開始し、2013年に「福井新聞D刊」(ふくいしんぶんディーかん)としてリニューアル。開始当初は4つのサービスだったが、2018年6月にスマートフォンなどで紙面閲覧ができる「福井新聞D刊」と、速報記事などが閲覧できる「福井新聞fast」(ふくいしんぶんファスト)にサービスを再編した(後者は紙面閲覧ができない)。

「福井新聞D刊」では、パソコン、スマートフォン(Android・iPhone、専用アプリもあり)、iPadなどのタブレットで福井新聞の紙面閲覧が可能。「D刊」向けのオリジナル記事や写真も配信される。詳細は福井新聞D刊総合案内を参照。

北陸地方の地方紙においては、富山県北日本新聞では「webun」(ウェブン)という電子版の運用を行っているが、当初はスマートフォンなどへの紙面配信は行っていなかった(現在は閲覧が可能)。一方、北國新聞富山新聞はスマートフォン向けの有料サイトを開設していたが、前述のサイトを廃止し電子版運用を2021年2月1日から開始した(名称は「北國新聞デジタル」「富山新聞デジタル」)。

JURACA

JURACA(ジュラカ)は、福井新聞社と福井銀行が共同運営する電子マネーカード。2016年4月1日にサービスを開始した[18]。福井銀行が発行するクレジットカード「iicaJCBカード」に紐付けするサービスで、前払い式のnanacoと後払い式のQUICPayの2種類の電子マネーが搭載される[18]。なお、JURACA単体での発行は行っておらず、「iicaJCBカード」の新規申し込みまたは同カードの所有が条件となっている。サービスなどの詳細は、JURACAホームページを参照。

2019年には福井鉄道東芝インフラシステムズと共同で福井鉄道福武線福井城址大名町駅清明駅において、JURACAを利用したICカード決済の実証実験を行った[21][22][23][24]。またこれとは別に、福井鉄道とえちぜん鉄道の一部の有人駅では、窓口の営業時間内に限りJURACAに紐付けされたnanacoとQUICPayでの決済が可能となっている(JURACAのみは決済不可。電車・バスの車内での決済も不可)[25][26]

関連放送事業者

関連番組・コーナー

福井新聞ニュース
詳細は「福井新聞ニュース」を参照
福井新聞TODAY・カレントリーふくい

福井エフエム放送の平日朝のローカルワイド番組Life Is』で放送されていたコーナー。いずれも福井新聞による企画コーナーで、前者は福井県内と日本全国の今日の予定を紹介、後者は福井新聞のウェブサイト「福井新聞ONLINE」のアクセスランキング(当初は1週間の記事紹介)と記者によるニュース解説となっていたが、後者は2019年3月で終了。前者は同年6月で『Life Is』が終了した以降も継続している[27]

CM出演者

その他

  • 本社に輪転機を持っており、深夜に印刷している様子を見学する企画がある[要出典]
  • 1979年、「ふるさと福井80選」主催(福井新聞社創刊80周年記念事業)。
  • 1984年、「ふるさと福井85選」主催(福井新聞社創刊85周年記念事業)。
  • 五木寛之作の小説親鸞 激動篇』(第二部)及び『親鸞 完結篇』(第三部)を連載。ただし『親鸞』(第一部)は掲載されなかった。なお同作は、競合紙の日刊県民福井では三部ともに連載。
  • シンボルマークは、グラフィックデザイナー塚本哲のデザインである[要出典]
  • 沖縄タイムスと共同で、原発基地のニュースを発信する「フクナワ」を運用している[29]
  • 2024年3月16日、北陸新幹線敦賀駅まで延伸開業したことに伴い、福井県内の新幹線新駅から1番列車が発車する度に「速報」として号外を発行。1日で計4回発行された[30]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 協定を初めて運用したのは2018年平成30年豪雪で、嶺南の各地域が対象となった。

出典

  1. ^ a b “22年6月ABC部数”. 新聞情報. (2019年5月18日) 
  2. ^ “読売新聞メディアデータ2020 上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率” (PDF). 読売新聞広告局. 2020年5月3日閲覧。
  3. ^ a b 百年史 2000, p. 45.
  4. ^ 百年史 2000, p. 429.
  5. ^ 『八十年を歩む -創刊から現代まで-』(1973年8月5日、北國新聞創刊80周年記念編集委員会発行)内『戦災の福井新聞を救援』より[要ページ番号]
  6. ^ 百年史 2000, p. 538.
  7. ^ 百年史 2000, p. 548.
  8. ^ 百年史 2000, p. 921.
  9. ^ 『福井テレビ33年のあゆみ 虹色の未来に向かって』福井テレビジョン放送、2003年3月、40頁。 
  10. ^ a b 百年史 2000, p. 717.
  11. ^ 百年史 2000, p. 889.
  12. ^ 120周年 2020, p. 26.
  13. ^ a b c 120周年 2020, p. 132.
  14. ^ “北陸で大雪 福井が京都に印刷委託 援助協定発動 敦賀以西の3万4千部”. 日本新聞協会 (2018年2月6日). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  15. ^ “福井が電子新聞「D刊」創刊へ 4種類のサービス提供”. 日本新聞協会 (2013年10月1日). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  16. ^ “地方11紙チャンネル開設 スマートニュース 各県のニュース届ける”. 日本新聞協会 (2016年2月15日). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  17. ^ “LINEでニュース配信 地方17紙が新たに参入”. 日本新聞協会 (2016年2月15日). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  18. ^ a b c “福井銀行、福井独自のサービス付き電子マネーカード「JURACA」発行”. マイナビニュース (2016年4月1日). 2020年5月3日閲覧。
  19. ^ 120周年 2020, p. 171.
  20. ^ 福井旅の体験手帖 ふくのねWEB
  21. ^ 120周年 2020, p. 179.
  22. ^ 『将来の改札システムを想定した鉄道乗降実証実験への参画について』(プレスリリース)東芝インフラシステムズ、2019年11月5日。https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/news/20191105.htm2020年5月3日閲覧 
  23. ^ “東芝がICカードとクラウドを連携させた新改札システム…福井県のICカードで実証実験 11月8-20日”. Response. (2019年11月6日). 2020年5月3日閲覧。
  24. ^ “東芝、鉄道利用非対応のICカードを定期券化する改札システム。JURACAで”. Impress Watch (2019年11月8日). 2022年1月28日閲覧。
  25. ^ “えち鉄がキャッシュレス決済導入 乗車券の購入、ジュラカなどで”. 福井新聞ONLINE. (2020年7月17日). オリジナルの2021年4月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210410114334/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1125325 2022年1月28日閲覧。 
  26. ^ “えちぜん鉄道、切符購入を電子マネーでも 現金の接触減らす”. 中日新聞Web. (2020年7月17日). オリジナルの2021年4月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210420073646/https://www.chunichi.co.jp/article/90109 2022年1月28日閲覧。 
  27. ^ ラジオ番組表 2021年/秋号』三才ブックス、2021年11月1日、160頁。ISBN 978-4-86673-284-8。 
  28. ^ 百年史資料 2000, p. 110.
  29. ^ フクナワ.com
  30. ^ “「福井新聞」トレンドに 北陸新幹線1番列車発車を各駅で号外速報「もはや実況」「落ち着いて」”. 日刊スポーツ (2024年3月16日). 2024年3月16日閲覧。

参考文献

  • 『福井を伝えて一世紀 福井新聞百年史』福井新聞社、2020年3月27日。 
  • 『福井を伝えて一世紀 福井新聞百年史 資料 年表』福井新聞社、2020年3月27日。 
  • 『福井新聞120周年記念 福井から伝える20年のあゆみ 2000〜2019』福井新聞社、2020年6月。 

関連項目

外部リンク

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脚注

1加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)
2旧TBSは2009年に現TBSに放送免許を譲渡。
3旧CBCは2014年に現CBCに放送免許を譲渡。
4OTV大阪テレビ放送は後にABCに吸収。OTV閉局当時はJNNが未発足であったが便宜的に記述。
5旧RKBは2016年に現RKBに放送免許を譲渡。
6旧MBSは2017年に現MBSに放送免許を譲渡。
7旧RSKは2019年に現RSKに放送免許を譲渡。
8旧BSNは2023年に現BSNに放送免許を譲渡。
9母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。
10JNN系列局はないが、友好関係がある新聞社(過去に系列局を置く計画があったが、断念した)。
11TBSラジオなどが加盟するラジオネットワーク。
12旧称・TBSカンガルー災害募金。

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脚注

1NNN/NNSとの提携関係あり。
2NNN/NNSとのクロスネット局であるが、NNN・FNNのみの加盟と記述してある資料あり。
3NNN・ANNとのクロスネット局であるが、ANNには報道部門のみの参加。
4加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)。
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62009年4月30日で閉局。
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8旧フジテレビは2008年10月に現フジテレビに放送免許を譲渡(会社分割方式)。
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