不完全燃焼

曖昧さ回避 石川智晶の楽曲については「不完全燃焼/スイッチが入ったら」をご覧ください。

不完全燃焼(ふかんぜんねんしょう、英語:incomplete combustion)とは、物質酸素不足の状態で燃焼することを指す。

高温で完全燃焼(英語:complete combustion)した場合の炭水化物はほぼ完全にCO2(および水)のみへ変わるが、不完全燃焼の場合にはすす黒煙)、一酸化炭素、健康に有害な物質が放出される。

高温で完全燃焼すると気体が青い炎として見えるが、不完全燃焼では明るく橙色の炎となる。

転じて、人々が行う物事(スポーツや仕事など)が思うような結果が得られずに燻る様をいう。

排ガスとの関係

内燃鉄道車両のディーゼル機関車気動車船舶自動車(特に大型トラックやバスなどのディーゼルエンジン車)などでは、発進時に思い切りアクセルペダルを踏み込んだ場合や高地で発生しやすく、加速が鈍くなる。その一方、木炭自動車では一酸化炭素を主成分とする関係で、不完全燃焼を起こす必要が生じる。 こうした未燃焼ガスが放出されると公害を引きおこすため、工場や車などでは排ガス処理装置を設置し無害化することが法律で規定されている。

詳細は「大気汚染防止法」を参照

関連項目

公害
典型七公害
騒音
規制法
その他
水質汚濁
規制法
大気汚染
規制法
その他
地盤沈下
規制法
土壌汚染
規制法
振動
規制法
悪臭
規制法
公害事件
四大公害事件
その他公害事件
公害に関する事件
汚染物質
重金属
ガス、粉塵
毒劇物
その他
行政組織
法律
関連概念
カテゴリ カテゴリ
  • 表示
  • 編集