キリン堂ホールディングス

曖昧さ回避 この項目では、大阪市に本社を置くドラッグストア「キリン堂」の持株会社について説明しています。
  • かつて広島県を中心に展開していたドラッグストアについては「キリン堂薬局」をご覧ください。
  • 大阪市を中心に展開する衣料品スーパー「キリンド」については「江綿」をご覧ください。
株式会社キリン堂ホールディングス
Kirindo Holdings Co., Ltd.
本社が入居するセントラル新大阪ビル
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3194
2014年8月18日 - 2021年1月6日
本社所在地 日本の旗 日本
532-0003
大阪府大阪市淀川区宮原四丁目5番36号[1]
設立 2020年8月25日[1]
(株式会社BCJ-48)
業種 小売業
法人番号 6120001185772
事業内容 ドラッグストア及び保険調剤薬局等における医薬品健康食品化粧品・育児用品・雑貨等の販売事業等を営む子会社の経営管理、並びにこれに付帯または関連する事業[1]
代表者 代表取締役社長執行役員 寺西豊彦[1]
資本金 1億円[1]
売上高 連結 1332億79百万円
(2020年2月期)
純資産 連結 163億66百万円
(2020年2月29日現在)
総資産 連結 532億96百万円
(2020年2月29日現在)
従業員数 連結 1,754人
(2020年2月29日現在)
決算期 2月末日[1]
主要株主 寺西豊彦
主要子会社 株式会社キリン堂 100%
株式会社健美舎 100%
株式会社ソシオンヘルスケアマネージメント 70.04%
関係する人物 代表取締役会長 寺西忠幸
外部リンク https://www.kirindo-hd.co.jp/
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株式会社キリン堂
Kirindo Co., Ltd.
キリン堂熊取店
キリン堂の店舗
(熊取店、大阪府泉南郡熊取町
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2660
2014年8月13日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
532-0003
大阪府大阪市淀川区宮原4丁目5番36号[2]
設立 1958年3月31日
業種 小売業
法人番号 4120001131547
事業内容 ドラッグストア・薬店・調剤薬局チェーン店の運営[2]
代表者 代表取締役社長 寺西豊彦[2]
資本金 1億円
(2020年2月29日現在)
売上高 1358億5300万円
(2023年2月期)[3]
営業利益 45億3600万円
(2023年2月期)[3]
経常利益 46億1200万円
(2023年2月期)[3]
純利益 22億7100万円
(2024年2月期)[4]
総資産 564億9700万円
(2024年2月期)[4]
従業員数 1,781名(2022年2月28日時点)[2]
主要株主 株式会社キリン堂ホールディングス 100%
外部リンク https://www.kirindo.co.jp/
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株式会社キリン堂ホールディングス(キリンどうホールディングス)は、大阪市淀川区に本社を置く持株会社である[1]。中核子会社株式会社キリン堂(キリンどう、: Kirindo Co., Ltd.)は、大阪府大阪市淀川区に本社を置きドラッグストアチェーンを展開する企業である[2]

概要

近畿圏を中心に、東北九州地域を除き、日本全国に386店舗(2022年2月28日現在)を展開する。日本チェーンドラッグストア協会正会員。

2006年には、ジェイドラッグ(旧キタムラグループ)、ニッショードラッグ(旧ニプログループ)を相次いで買収し、急速に店舗網を拡大した。2012年にはニッショードラッグがジェイドラッグを吸収合併、さらにキリン堂がニッショードラッグを吸収合併した。

ジェイドラッグは全店舗が香川県内にあったが、買収当時に8店舗あった店舗は、2017年8月31日に伏石店が閉店したのを最後に消滅した。なお香川県からは「キリン堂」ブランドも2019年までに全店舗を同業のレデイ薬局に売却して撤退している。

また2019年後半からは、ニッショードラッグ系の旧「サーバ」ブランドの店舗が「キリン堂」ブランドへ順次統一された。

沿革

キリン堂設立後

  • 1958年(昭和33年)3月 - キリン堂を設立(大阪市都島区善源寺町2丁目8番14号)[5]。薬局店舗営業と薬品製造業を目的とする。
  • 2000年(平成12年)9月 - 大阪証券取引所市場2部に株式を上場。
  • 2003年(平成15年)2月 - 東京証券取引所市場2部に株式を上場。
  • 2004年(平成16年)3月1日 - 東京証券取引所市場1部に指定。
  • 2007年(平成19年)
    • 1月 - 株式会社健美舎が、子会社の株式会社東洋メディコを吸収合併。
    • 8月 - 本社を大阪市淀川区へ移転。
  • 2010年(平成22年)
    • 8月 - 医療分野及び介護事業におけるコンサルティング・マネージメントを行う株式会社ソシオン ヘルスケアマネージメントの株式を取得し、地域における医療提供施設としての機能強化と、小売事業における調剤部門の強化を図る。
    • 10月 - 物流の合理化を目的として物流センターを大阪府高槻市へ移転し「キリン堂高槻物流センター(略称:KRDC)」を開設。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)

キリン堂HD設立後

  • 2014年(平成26年)
    • 1月 - 中国向け美容関連事業などを営む子会社3社を統括する持株会社「BEAUNET CORPORATION LIMITED」の株式を取得し、中国における事業展開の協業を推進する。
    • 8月18日 - キリン堂が単独株式移転を行い、完全親会社株式会社キリン堂ホールディングス(旧法人)を設立[6]、持株会社制へ移行。これによりキリン堂に代わり、キリン堂ホールディングスが東京証券取引所市場1部に上場[6]
  • 2017年(平成29年)
    • 5月 - 株式会社メディカルトラストを買収。
    • 6月 - 調剤薬局の経営及びフランチャイズ展開を行うメディスンショップ・ジャパン株式会社を子会社化。
    • 7月 - 子会社の株式会社キリン堂が、同じく子会社であった株式会社メディカルトラスト及び有限会社共進薬局を吸収合併。
  • 2018年(平成30年)
    • 12月 - 関西地区で調剤薬局を展開する有限会社わかばメディックスを子会社化。
  • 2020年令和2年)
  • 2021年(令和3年)
    • 1月6日 - 東京証券取引所市場1部上場廃止[9]
    • 1月8日 - 株式併合により、株主が株式会社BCJ-48と寺西豊彦のみとなる。
    • 5月 - 株式会社BCJ-48が株式会社キリン堂ホールディングス(旧法人)を吸収合併、株式会社BCJ-48が株式会社キリン堂ホールディングスへ商号変更(現法人)[6]

歴代社長

キリン堂社長
  • 寺西忠幸:1958年 - 2003年
  • 寺西豊彦:2003年 - 2009年
  • 寺西忠幸:2009年 - 2012年
  • 寺西豊彦:2012年 - 現職
キリン堂ホールディングス社長
  • 寺西豊彦:2014年 - 現職

店舗の例

  • キリン堂 池浦店(大阪府泉大津市)
    キリン堂 池浦店(大阪府泉大津市
  • キリン堂 和泉中央店(大阪府和泉市)
    キリン堂 和泉中央店(大阪府和泉市
  • キリン堂 高石店(大阪府高石市)
    キリン堂 高石店(大阪府高石市
  • キリン堂 岸和田店(大阪府岸和田市)
    キリン堂 岸和田店(大阪府岸和田市
  • キリン堂 沢良宜店(大阪府茨木市)
    キリン堂 沢良宜店(大阪府茨木市
  • キリン堂 茨木真砂店(大阪府茨木市)
    キリン堂 茨木真砂店(大阪府茨木市)

関連会社

  • 株式会社健美舎
  • 株式会社ソシオンヘルスケアマネージメント
  • 株式会社キリンドウベスト
  • 麒麟堂美健国際貿易(上海)有限公司
  • 忠幸麒麟堂(常州)商貿有限公司
  • BEAUNET CORPORATION LTD
  • 璞優(上海)商貿有限公司

ほか

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g 会社概要 キリン堂ホールディングス
  2. ^ a b c d e 会社概要 株式会社キリン堂
  3. ^ a b c 株式会社キリン堂 第66期決算公告
  4. ^ a b 株式会社キリン堂 貸借対照表の要旨
  5. ^ 企業情報 - 沿革 株式会社キリン堂
  6. ^ a b c d 企業情報 - 沿革 キリン堂ホールディングス
  7. ^ “キリン堂HD、MBOで株式非公開化へ”. 日本経済新聞. (2020年9月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63711000Q0A910C2916M00/ 2020年9月14日閲覧。 
  8. ^ 株式会社BCJ-48による当社株券等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ キリン堂ホールディングス、2020年10月27日
  9. ^ 株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ キリン堂ホールディングス、2020年11月12日

関連項目

外部リンク

  • キリン堂
  • キリン堂ホールディングス
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大阪府の旗

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  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
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