灰吹屋薬局

株式会社灰吹屋薬局
Haifukiya Yakkyoku Co., Ltd.
本部(2012年6月1日)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
213-0001
神奈川県川崎市高津区溝口3-14-19
北緯35度36分14.3秒 東経139度36分48.3秒 / 北緯35.603972度 東経139.613417度 / 35.603972; 139.613417座標: 北緯35度36分14.3秒 東経139度36分48.3秒 / 北緯35.603972度 東経139.613417度 / 35.603972; 139.613417
設立 1950年昭和25年)3月22日
創業は1765年明和2年)
業種 小売業
法人番号 9020001066880 ウィキデータを編集
事業内容 薬局・ドラッグストアの運営
代表者 代表取締役社長 鈴木孝寛
資本金 1400万円
従業員数 150名(2009年5月現在)
外部リンク https://www.haifukiya.com/
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株式会社灰吹屋薬局(はいふきややっきょく)は、神奈川県川崎市高津区溝口に本社を置く、薬局ドラッグストアを運営する企業である[1]。ドラッグストアではハイフキヤドラッグを店名としている。

事業

2012年3月現在、川崎市の中部から北部(高津区宮前区多摩区)において、ドラッグストア6店舗(うち4店舗には調剤併設)、調剤薬局3店舗を営業している[2]。また、フィットネスの「カーブス」を溝口と稲田堤の2店舗営業している(運営は灰吹屋のグループ会社「ハイフキヤ」が運営している)。

歴史

灰吹屋薬局は、江戸の四谷にある総本家灰吹屋からの暖簾分けで、1765年明和2年)、大山街道沿いの溝口に開業した[3]。灰吹屋の薬の評判は旅人に広がり、富山の薬売り越後の毒消し売りは溝口に寄り付かなかったという[4]

三代目仁兵衛は玉川老人亭宝水と号し、俳諧田川鳳朗に師事するなど俳人の間での交友関係も広く、また街道沿いに松尾芭蕉の句碑も建てている[5]

三代目仁兵衛の長男である専太郎の代には、明治20年代の当時まだ珍しかった[注 1]薬局としての免許を得たが、若くして没する。弟の愛之助が跡を継ぎ、大山街道でも珍しい店蔵を建てた[6]

総本家灰吹屋 

1674年延宝2年)、初代大枝市右衛門が創業[7]2010年、店舗を建て替え、屋号をHaifukiya Drug storeとする。しかし、2018年(創業から344年目)、家族の健康上の理由及び諸事情により14代目をもって閉店した[8]。店舗は四ツ谷駅前のしんみち通り入り口にあった。

屋号の由来

からを取り出すための灰吹法に由来する。四谷・溝口以外にも同名の薬局が存在する[4]

ギャラリー

  • 旧店舗・店蔵
    旧店舗・店蔵
  • 高津駅前店
    高津駅前店

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 大山街道沿いでは、灰吹屋ともう1軒しかなかったという(『高津物語(上巻)』、p.121)。

出典

  1. ^ “会社概要”. 灰吹屋薬局. 2012年3月14日閲覧。
  2. ^ “店舗紹介”. 灰吹屋薬局. 2012年3月14日閲覧。
  3. ^ “灰吹屋の歴史”. 灰吹屋薬局. 2012年3月14日閲覧。
  4. ^ a b 高津物語(上巻)』、p.118
  5. ^ 高津物語(上巻)』、pp.119-120
  6. ^ 高津物語(上巻)』、p.122
  7. ^ 灰吹屋ブログ
  8. ^ つらつら惟うに

参考文献

外部リンク

  • 灰吹屋薬局公式ホームページ
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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