ふく薬品

株式会社ふく薬品
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
900-0021
沖縄県那覇市泉崎2-3-3
オフィス泉崎ビル5階
設立 1989年4月
業種 小売業
事業内容 医薬品化粧品等の販売
代表者 代表取締役社長 田仲 康晃
資本金 2000万円
売上高 69億7500万円(2021年度)
営業利益 9900万円(2021年度)
純資産 6億6700万円
(2022年3月現在)
総資産 19億8400万円
(2022年3月現在)
従業員数 260人
主要株主 ウエルシアホールディングス株式会社(52.58%)
関係する人物 田仲康勝
外部リンク https://www.fukuyakuhin.co.jp/
特記事項:1974年9月創業
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株式会社ふく薬品は、沖縄県那覇市に本社を置くドラッグストアおよび調剤薬局を運営する企業である。

概要

沖縄県域においてドラッグストアの「ふく薬品」および調剤薬局、コンビニエンスストアを展開する。

創業以来、沖縄本島を中心に店舗数を拡大し、2010年時点で21店舗を有し県内のドラッグストアで最大手であった。その後、本土チェーンの進出が相次いだこともあり[注 1]、現在は店舗数シェアでは県内業界3位である[注 2]2022年12月に国内ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスがふく薬品を子会社化したことにより、ウエルシアグループの一員となった[注 3]。今後、プライベートブランドの導入や調剤薬局の併設を積極的に強化する方針。

2017年に沖縄本島中南部を中心にドラッグストアを展開していた「サウスウエスト」を吸収合併し、4店舗をふく薬品に転換した。合併後解散したサウスウエストについても後述する。

沿革

  • 1974年(昭和60年)9月 - ふく薬品泉崎店を開業。
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 「株式会社ふく薬品」を設立。
  • 2007年(平成19年)6月11日 - 南日本ニコスと提携し、提携クレジットカード「ふく薬品NICOSカード」の発行を開始[1]。店頭レジでは非接触決済サービス「ビザ タッチ(スマートプラス)」の取扱いを開始[2]
  • 2015年(平成27年)12月25日 - 沖縄県において初となるコンビニエンスストアとの一体型店舗「ファミリーマートふく薬品名護店」を出店[3]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月1日 - 沖縄県においてドラッグストアを展開する「株式会社サウスウエスト」を吸収合併。
    • 7月3日 - ふく薬品、サンキュウファーマシー全店舗に共通ポイントプログラム「Tポイント」を導入[4]
    • 8月1日 - ドラッグストア「サウスウエスト」の4店舗をふく薬品に転換。
  • 2018年(平成30年)7月 - 本社所在地を那覇市久茂地から那覇市泉崎2丁目に移転。
  • 2022年(令和4年)
    • 7月22日 - ウエルシアホールディングスがふく薬品の株式52.58%を取得し子会社化することを発表[5]
    • 11月1日 - 調剤薬局を展開する子会社である「株式会社サンキュウファーマシー」を吸収合併。
    • 12月1日 - 株式取得を完了し、ウエルシアグループの一員となる[6]
  • 2023年(令和5年)
    • 4月 - 「WAON POINT」導入。同時に、「ウエルシアメンバーWAON POINTカード」及びクレジット機能付「ウエルシアカード」の発行を開始。

店舗

23店舗(2023年2月末現在)

  • 調剤薬局専門店 - 4店舗
  • 調剤薬局併設店 - 5店舗
  • 100円ショップ併設店[注 4][7] - 2店舗
  • コンビニ併設店 - 1店舗

詳しくは「公式サイト」を参照。

過去に存在した店舗

  • 内間店(浦添市内間) - 2023年1月に閉店
  • うらそえ店(浦添市城間) - 2022年12月に閉店
  • ぐしかわ店(うるま市江洲) - 2021年9月に閉店
  • よみたん店(中頭郡読谷村宇座) - 2021年4月に閉店
  • のうれんプラザ店(那覇市樋川) - 2019年2月に閉店
  • 石垣新川店(石垣市新川) - 2019年4月に閉店[注 5]
  • 安謝マックスバリュー店(那覇市安謝) - 2019年頃に閉店
  • おろく店(那覇市高良) - 2019年頃に閉店
  • 開南バス停前店[注 6](那覇市松尾) - 2018年5月に閉店
  • 豊見城マックスバリュー店 - 2015年3月に閉店
  • みどり町店(うるま市みどり町) - 不明
  • 開南店(那覇市松尾) - 不明
  • 東江店(名護市東江) - 不明
  • 豊見城店(豊見城市宜保) - 不明
  • 市場店[注 7](那覇市松尾)- 不明
  • サンライズ店(那覇市壺屋) - 不明

サウスウエスト

株式会社サウスウエスト
South West Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
900-0032
沖縄県那覇市松山1丁目34-3 カクテルプラザ1階
設立 1991年5月
業種 小売業
事業内容 医薬品化粧品等の販売
代表者 代表取締役社長 田仲康志
資本金 1500万円
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株式会社サウスウエスト(英:South West Co.,Ltd.)は、1991年5月から2017年7月まで存在した沖縄県域でドラッグストアを運営する企業である[8]

2017年3月にふく薬品に吸収合併され、同年8月1日からは残存する店舗はふく薬品に転換、サウスウエストは法人、屋号ともに消滅した。

存在した店舗

  • サウスウエスト若狭店(那覇市松山) - 現・ふく薬品 まつやま店
  • サウスウエスト小禄店(那覇市高良) - 現・マンガ倉庫那覇店別館[注 8]
  • サウスウエスト南風原店(島尻郡南風原町喜屋武) - 現・ふく薬品 はえばる店
  • サウスウエスト津嘉山店(島尻郡南風原町津嘉山) - 現・ふく薬品 つかざん店

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 2000年にドラッグイレブンが進出、2006年にサンエー(マツモトキヨシ)がドラッグストア事業を開始、2009年にドラッグストアモリが進出など。
  2. ^ ドラッグイレブン:41店舗、サンエー(マツモトキヨシ):30店舗、ふく薬品:23店舗(2023年2月現在)
  3. ^ ウエルシアグループ加入に伴い、2022年12月から各店舗の看板にはふく薬品のロゴの隣にウエルシアのロゴを付すようになった
  4. ^ ちばな店(2021年8月開店)、西原店(2022年7月開店)の2店舗に100円ショップ「ワッツウィズ」を併設している。
  5. ^ 事実上の石垣島から撤退となった。
  6. ^ 調剤薬局専門店。店舗看板には「かいなん店」と表記。
  7. ^ 店舗看板には「市場前店」と表記。
  8. ^ ふく薬品 おろく店に転換後、2019年に閉店。

出典

  1. ^ 「ニコスIC決済/ふく薬品が導入/月内に全店へ専用カードも」『琉球新報』、2007年6月9日、朝刊、9面。
  2. ^ “南日本ニコス、ドラッグストア沖縄最大手のふく薬品と組んで「ビザ タッチ(スマートプラス)」導入と「ふく薬品NICOSカード」発行へ!”. 三菱UFJニコス株式会社 (2007年6月11日). 2023年2月28日閲覧。
  3. ^ “沖縄ファミリーマートとふく薬品の一体型店舗「ファミリーマートふく薬品名護店」を開店!”. 株式会社沖縄ファミリーマート (2015年12月22日). 2023年2月28日閲覧。
  4. ^ “ドラッグストア「ふく薬品」、7月より順次Tポイントサービス開始(PDF)”. カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 (2017年6月1日). 2023年2月28日閲覧。
  5. ^ “株式会社ふく薬品の株式取得(子会社化)についてのお知らせ(PDF)”. ウエルシアホールディングス株式会社 (2022年7月22日). 2023年2月28日閲覧。
  6. ^ “グループ会社に関するお知らせ(PDF)”. ウエルシアホールディングス株式会社 (2022年12月1日). 2023年2月23日閲覧。
  7. ^ “沖縄県 アーカイブ”. 株式会社ワッツ. 2023年2月28日閲覧。
  8. ^ “会社概要”. 株式会社サウスウエスト. 2016年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 沖縄のドラッグストアふく薬品
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
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関連項目
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備考

○ - 持分法適用関連会社
☆ - 友好提携会社
イオングループの主な企業ブランドを掲載。運営企業とブランドの名称が異なる場合は「ブランド名(企業名)」というように記した。
イオン株式会社の持分法適用関連会社である株式会社やまやの完全子会社、友好提携会社であるツルハホールディングスの子会社についても列挙した。
△のレデイ薬局はツルハホールディングス(所有株式51%)のほか、イオン株式会社の子会社であるフジも出資(所有株式49%)。
グループ企業については、出資率にかかわらずグループ事業・主要企業紹介(2016年2月29日現在)を元に記載している。

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