上田桃子

曖昧さ回避 この項目では、プロゴルファーについて説明しています。女優については「上田桃子 (女優)」を、バレエについては「谷桃子 (バレエダンサー)」をご覧ください。

 上田 桃子 
Momoko UEDA
基本情報
名前 上田 桃子
生年月日 (1986-06-15) 1986年6月15日(37歳)
身長 161 cm (5 ft 3 in)
体重 54 kg (119 lb)
出身地 熊本県熊本市東区
経歴
プロ転向 2005年
成績
優勝回数 日本女子:16回
全米女子:2回
初優勝 ライフカードレディス (2007年)
賞金王 日本女子:2007年
世界ランク最高位 10位 (2008年3月)[1]
賞金ランク最高位 日本女子:1位 (2007年)
全米女子:33位 (2009年)
2021年4月10日現在
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上田 桃子(うえだ ももこ、1986年6月15日 - )は、日本の女子プロゴルファー熊本県熊本市東区出身。ZOZO(2020年まではかんぽ生命保険)所属。身長161cm、体重54kg、血液型A型。得意クラブは1W。

2007年の賞金女王。日本ゴルフ界でも数少ない公式戦(メジャータイトル)未勝利の賞金王経験者でもあり、2020年終了時点に於いて1990年女子の高村博美・1993年男子の飯合肇・1999年女子の村口史子に続いて史上4人目。

来歴

10歳の頃より坂田信弘主催の坂田ジュニアゴルフ塾でゴルフを始め、熊本市立西原中学校時代には熊日トーナメントジュニア女子の部で2連覇を達成。東海大学付属第二高等学校1年次に九州女子アマ2位。高校卒業後、ティーチングプロの第一人者として知られる江連忠の指導を受けるため、兵庫県神戸市に移住する。

2005年7月、プロテストに3位で一発合格。LPGA新人戦 加賀電子カップで優勝する。

2006年は30試合に出場し予選落ち4回。ベストフィニッシュはクリスタルガイザーレディスの3位。賞金ランクは13位(4,675万1,163円)。

2007年1月19日南アフリカで行われた第3回W杯に、諸見里しのぶと共に出場した。2007年4月に行われた「ライフカードレディス」で初優勝を飾る。なお、同日に行われていた東建ホームメイトカップ(男子ツアー)の優勝者は上田諭尉で、この日は男女の「上田」が初優勝を飾ることとなった。

2007年11月4日ミズノクラシック全米女子ツアー初制覇。同時に最終日7番ホール(485ヤード、パー5)で自身初のアルバトロスを達成した。また、達成したボールは躊躇なく観客へ投げた。同年は5勝を挙げ、1996年福嶋晃子の23歳148日を抜き、21歳156日で史上最年少の賞金女王となった。また、大山志保2006年に記録した史上最多獲得賞金額1億6629万円の更新に期待が掛かったが、最終戦のリコーカップで記録更新の条件である2名以内の4位タイ以上の成績を残せず5位に終わったため、賞金総額は約1億6611万円と更新はならなかった。同年12月、日本プロスポーツ最高新人賞を受賞。ゴルフ雑誌『Regina』の「2007年 最もおしゃれなゴルファーランキング」で見事1位に輝いた。

2008年からは米ツアーを主戦場としつつ、日本国内でも年間10試合以上は出場するという形で活動を続ける[2]。2008年は2勝、2009年と2011年は1勝を挙げた。

2012年は賞金ランキング80位に終わり、日本におけるシード権を喪失したが、2013年は48位でシード権を回復した。翌2014年には日本ツアーに専念して2勝。賞金ランキング10位となった。

その後2015年(ランキング7位)、2016年(35位)は優勝がなかったが、2017年は2勝してランキングも6位で終えた。2018年は2度の2位タイなどの成績を残すも優勝には届かなかった。ランキングは21位の成績だった。

2021年3月30日、ZOZOと所属契約[3]。同年のパナソニックオープンレディースでは同郷(熊本県)の後輩である大里桃子伊藤園)とのプレーオフを制して2019年以来の勝利を挙げた。

人物

生まれたときからお尻が大きかった(桃尻)ことが名前の由来になっているとのこと。「桃尻」は自身のブログのタイトルにも使われている。

2007年10月に放送された『情熱大陸』の中で「バレーボールバスケットボールをやる人の気持ちがわからない、プロもないのに先がない。」と発言したためにブログが炎上し[4]本人が謝罪する騒ぎになった。姉が生まれながらに障害を持ち、両親の苦労を目の当たりにしていたため、「稼げるスポーツ」としてゴルフを選択せざるを得なかったという事情もあるという。

好きな芸能人はお笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也、俳優の市原隼人松田翔太[5]

2014年のCATレディースゴルフトーナメントに優勝した際、トーナメント開催直前に広島土砂災害が発生したこともあり、「災害の際に役立てて戴きたい」として、トーナメント優勝副賞のキャタピラージャパンショベルカー広島県警察本部に寄贈した[6]

契約先

優勝記録


出演

テレビ

他多数

CM

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 桃子は54位にジャンプアップ!藍は9位にダウン/女子ランキング ゴルフダイジェスト・オンライン、2011年11月8日
  2. ^ 桃子日本シード権ピンチ/女子ゴルフ nikkansports.com 2012年11月5日
  3. ^ “上田桃子がZOZO初の所属契約”. GDOニュース. (2021年3月30日). https://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/135989/1/ 
  4. ^ 「匿名ネット中傷に警告――18人集団摘発へ」『朝日新聞』2009年2月6日付朝刊、第13版、第2面。
  5. ^ 2010-01-03 23:24:43 アンサー ブログ 桃尻 桃子の待ってろ世界!!
  6. ^ 上田桃子プロ、ツアー副賞のショベルカーを寄贈 読売新聞 2014年11月14日閲覧

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、上田桃子に関連するカテゴリがあります。
永久シード
前年度賞金ランキング
(上位50位以内)
その他の資格
  • 2023年シーズンツアー優勝者小滝水音 (2023年JLPGAツアー競技者で同年のメルセデスランキング50位以内に該当しない者):
  • 公式戦優勝による複数年シード資格行使者永峰咲希(行使2年目・2025年まで)
  • 産休からの復帰者(産休前シード選手)テレサ・ルー 
  • 特別補償制度適用者大山志保
  • 産休中アン・ソンジュ 宮里美香
日本の旗 日本女子ゴルフ歴代賞金女王
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
2012年以降は「LPGAアワード 賞金ランキング1位」として表彰
日本の旗 LPGAアワード 資生堂 Beauty of the Year
2010年代
2020年代
  • 最優秀選手
  • ストローク
  • 新人賞
  • 資生堂賞
  • 敢闘賞
  • ショット
  • コメント
1973~74年はLPGAジャパンクラシック、75~79年はLPGA美津濃クラシック、80~92年はマツダジャパンクラシック、93~97年は東レ・ジャパンクイーンズカップ、98年はLPGAジャパンクラシック、99~2014年はミズノクラシック
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
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